バーンスタインが残したものは
20世紀を代表する巨匠レナード・バーンスタインが1990年に創設し芸術監督を務めたパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)は、世界中の若き音楽家の登竜門として、また世界三大教育音楽祭の一つとして発展を続けています。
このイベントでは、バーンスタインの生涯と功績、札幌そして世界にとってのPMFを語るとともに、社会正義と世界平和を声高に訴え続けた活動家であり、同性愛者でもあったバーンスタインの生き方から、我々は何を学ぶことができるのかを考えます。

速報(5/31)
第71回日本エッセイスト・クラブ賞は30日、本企画の発端となった吉原真里さんのご著書『親愛なるレニー〜レナード・バーンスタインと戦後日本の物語〜』(アルテスパブリッシング, 2022年)に決まったと発表しました。
速報(6/6)
吉原真里さんのご著書『親愛なるレニー〜レナード・バーンスタインと戦後日本の物語〜』(アルテスパブリッシング, 2022年10月刊行)が、第11回河合隼雄物語賞を受賞したと本日発表がありました。発表HPでは、「選考委員のみなさん(岩宮恵子氏、小川洋子氏、後藤正治氏=五十音順)は、「バーンスタインと二人の日本人の人生が交差していく様を、手紙を通して描き出したノンフィクション。人生とは物語だと気付かせてくれる」という授賞理由をあげ」、吉原さんは受賞の報を受けて、「言葉の力、芸術の力、愛の力を伝える本が、現在の社会においてこのように評価されることの意義を深く感じている」と受賞のことばを述べていると伝えています。
日時
2023年7月17日 13時~16時 (開場12時)
場所
北海道大学高等教育推進機構 大講堂 (札幌市北区北17条西8丁目)※このページの一番最後に地図があります
参加方法
入場無料・申し込み不要
13:00 - 第一部「PMFにみる世界と芸術」
マエストロの右腕としてPMFの創設・運営にかかわり、のちには自らアーティストとしてもPMFに参加した橋本邦彦氏と、長年にわたってPMFを取材した音楽ジャーナリストの林田直樹氏が、PMFの起源と発展、札幌そして世界にとってのPMFの意義を語る。司会は『親愛なるレニー 〜レナード・バーンスタインと戦後日本の物語』(アルテスパブリッシング、2022年)の著者でハワイ大学アメリカ研究学部教授の吉原真里氏
協力:(公財)PMF組織委員会
休憩時間
バーンスタインに関する映像や写真などを展示する予定です。内容が決まり次第順次こちらでお知らせします。
14:45 - 第二部 「LGBTQフレンドリーなまちづくり」
バーンスタインと深い愛情関係を築き、30年以上シドニーを拠点にアーティストとして活動を続けている橋本氏と、「さっぽろレインボープライド」実行副委員長であり「7丁目のパウダールーム」店長の満島てる子氏が、シドニーと札幌でのLGBT活動や現状にもとづいて、セクシュアリティをめぐる制度や文化、LGBTについての日本の課題や北海道大学の役割などを語る。司会は北海道大学大学院文学研究院教授の瀬名波栄潤氏
協力:北海道大学 DEI推進本部
登壇者
「せなは科研費プロジェクト」について
本企画の主催「せなは科研費プロジェクト」は、研究代表者を吉田邦彦とする「東アジア・東南アジアでのLGBTの実態とその権利擁護に向けた実証的・理論的考察」(文部科学省科学研究費補助金(挑戦的研究(開拓)2020年〜2024年度. (課題番号:20K20508)」の研究分担者である瀬名波栄潤の企画を指しています。